エマおばあちゃん
『エマおばあちゃん』
文 ウェンディ・ケッセルマン
絵 バーバラ・クーニー
訳 もきかずこ
絵 バーバラ・クーニー
訳 もきかずこ
一人暮らしのエマおばあちゃん。
子どもたち家族が遊びに来てくれることもあるけれど、たいていはひとりぼっち。
そんなエマおばあちゃんをかわいそうに思った子どもたちは、おばあちゃんの72歳のお誕生日に絵を贈ります。おばあちゃんのふるさとの、小さな村の絵を。
ところがその絵を見たおばあちゃんは、心の中で、
”あたしが おぼえている むらとは まるで ちがう”と思いました。
そこである日決心します。
自分が覚えている通りのふるさとを描こうと 。
子どもが4人いて、孫が7人、ひ孫が14人いるという、エマおばあちゃん。
それなのに、その暮らしはどこか寂しげで。
そんなエマおばあちゃんが、自分で動き、見つけた幸せ。
ささやかな変化は、次第にその生活を豊かにして、エマおばあちゃんの心を満たしていきます。
絵は、『ルピナスさん』や『にぐるまひいて』、『ちいさなもみのき』などでも親しまれている、バーバラ・クーニーさん。とても繊細なタッチで、エマおばあちゃんを通して描かれるふるさとの景色の美しさにも、うっとりとしてしまいます。
年を重ねても自分の人生は自分のもの。
のびのび、生き生きと日々を過ごすエマおばあちゃんは、とてもすてきです。
子どもたち家族が遊びに来てくれることもあるけれど、たいていはひとりぼっち。
そんなエマおばあちゃんをかわいそうに思った子どもたちは、おばあちゃんの72歳のお誕生日に絵を贈ります。おばあちゃんのふるさとの、小さな村の絵を。
ところがその絵を見たおばあちゃんは、心の中で、
”あたしが おぼえている むらとは まるで ちがう”と思いました。
そこである日決心します。
自分が覚えている通りのふるさとを描こうと
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子どもが4人いて、孫が7人、ひ孫が14人いるという、エマおばあちゃん。
それなのに、その暮らしはどこか寂しげで。
そんなエマおばあちゃんが、自分で動き、見つけた幸せ。
ささやかな変化は、次第にその生活を豊かにして、エマおばあちゃんの心を満たしていきます。
絵は、『ルピナスさん』や『にぐるまひいて』、『ちいさなもみのき』などでも親しまれている、バーバラ・クーニーさん。とても繊細なタッチで、エマおばあちゃんを通して描かれるふるさとの景色の美しさにも、うっとりとしてしまいます。
年を重ねても自分の人生は自分のもの。
のびのび、生き生きと日々を過ごすエマおばあちゃんは、とてもすてきです。