きょうはハロウィン
『きょうはハロウィン』
作 平山暉彦
作 平山暉彦
出版社 福音館書店
引っ越してきた町で、初めてのハロウィンを迎えるケンちゃん。
お母さんといっしょにかぼちゃのちょうちんを作って、ハロウィンの準備を始めました。夜になると、おばけの格好をした子どもたちがやってきて、ケンちゃんを外へと誘います。家々でお菓子をもらいながら、みんなで歩いてまわるのです。
ところがケンちゃん、みんなのように、「トリック・オア・トリート」の声がうまく出せません。そのうち子どもたちは、町外れの古い家にたどり着いて・・・。
舞台は、アメリカの町並み。どうやら日本から越してきた様子です。
ハロウィンの絵本はいろいろあるけれど、説明し過ぎるのはおもしろくないし、かと言ってハロウィンの行事からあまりにかけ離れたおはなしだと、それはそれでちょっと物足りない。そんなわがままな思いにぴったりの、待ってました!の1冊です。
3年前に月刊絵本で登場したのち、先月とうとう単行本になりました。
ハロウィンの楽しさはシンプルに描かれていて、ケンちゃんが家々をまわって感じているのと同じように、どきどきしたり、はらはらしたりしたりもして、思わずおはなしに引き込まれてしまいます。細やかな絵も、とってもきれいです。
後ろの見返しには、保護者の方に向けて「ハロウィンの由来」も紹介されています。
お母さんといっしょにかぼちゃのちょうちんを作って、ハロウィンの準備を始めました。夜になると、おばけの格好をした子どもたちがやってきて、ケンちゃんを外へと誘います。家々でお菓子をもらいながら、みんなで歩いてまわるのです。
ところがケンちゃん、みんなのように、「トリック・オア・トリート」の声がうまく出せません。そのうち子どもたちは、町外れの古い家にたどり着いて・・・。
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舞台は、アメリカの町並み。どうやら日本から越してきた様子です。
ハロウィンの絵本はいろいろあるけれど、説明し過ぎるのはおもしろくないし、かと言ってハロウィンの行事からあまりにかけ離れたおはなしだと、それはそれでちょっと物足りない。そんなわがままな思いにぴったりの、待ってました!の1冊です。
3年前に月刊絵本で登場したのち、先月とうとう単行本になりました。
ハロウィンの楽しさはシンプルに描かれていて、ケンちゃんが家々をまわって感じているのと同じように、どきどきしたり、はらはらしたりしたりもして、思わずおはなしに引き込まれてしまいます。細やかな絵も、とってもきれいです。
後ろの見返しには、保護者の方に向けて「ハロウィンの由来」も紹介されています。