チップとチョコのおつかい
『チップとチョコのおつかい』
作・絵 どいかや
出版社 文溪堂
発行年月 1999年4月
価格 ¥1,200+税
チップとチョコは、子犬のきょうだい。今日はお母さんにおつかいを頼まれました。
買ってくるものは、「しょくぱん」、「さとう」、「いちご」。お母さんは、ふたりの大好きないちごジャムのサンドイッチを作ってくれるのです。
ところが、お店に行くと、困ったことにいちごは売り切れです。そこで、ふたりはいちご畑へ行き、畑のおじさんから直接いちごを買いました。
けれども帰り道、チョコは、疲れたと言っては、いちごをつまみ食い。ついには、お兄ちゃんのチップまで、我慢できなくなって・・・。
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『チップとチョコのおでかけ』に続く、2作目。やっぱりふたりはかわいくて、やっぱりとても子どもらしい。
前作では、チップとチョコのおばあちゃんが、すてきなひらめきでふたりを喜ばせてくれましたが、今回は、そんなふたりのお母さんが、これまたすてきなことを思いつきました。いちごジャムのサンドイッチは食べられなかったけれど、代わりにお母さんが作ってくれたおやつも、とってもおいしそう・・・。絵本の見開きでは、そのふたつのレシピが紹介されています。よければ、ぜひ試してみてくださいね。