マドレーヌのクリスマス
『マドレーヌのクリスマス』
文 ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳 江國香織
出版社 BL出版
発行日 2000年11月1日
価格 ¥1,200+税
※原書『MADELINE’S CHRISTMAS』1956年発行(アメリカ)
パリの、つたの絡んだ古い屋敷に、12人の女の子たちが暮らしていました。
その中でも、1番のおちびさんがマドレーヌでした。
ある、クリスマスの前の晩のこと。
屋敷中のみんなが、風邪で寝込んでしまいました。
ただひとり、マドレーヌをのぞいては。
そのとき、玄関を叩く音が聞こえました。
やってきたのは、サンタクロース・・・ではなく、1人のじゅうたん商人でした。
この商人、実は魔術師でもあったのです。
そんな商人を、屋敷に招き入れたマドレーヌでしたが・・・?
* * * * * * *
「マドレーヌ」シリーズ、今回はクリスマスのおはなしです。
みんな(屋敷に住んでいるねずみまで!)寝込んでしまっているのに、とっても元気なマドレーヌ。
小さくとも、本当にたくましい女の子です。
そういうところが、なんともマドレーヌらしくっていいなあ、と思います。
さて、このなんだかあやしい商人ですが、ちょっとおばかさんでもあるようです。
雪の降る寒い夜に、手持ちのじゅうたんを全部売ってしまったのですから!
でもマドレーヌは、かちこちに凍ってしまった商人をすっかり溶かしてあげました。
だから商人(魔術師)は、マドレーヌたち12人の女の子に、とびきりのプレゼントをくれたんですよ。
さて、なんでしょう?
つづきは、ぜひ絵本をご覧くださいね。