母の友 2014年11月号
『母の友 2014年11月号』
出版社 福音館書店
発行年 2014年11月1日
価格 ¥505+税
今月号の母の友は、いつもとちょっと違います。
というのも、「こどもに聞かせる1日1話」と題した特別企画で、なんと30編もの短編童話がぎゅぎゅっと収録されているのです。
その割合は、なんと母の友100ページ中の、61ページ!
どどーんと贅沢な特集なのです。
プロの方の描きおろし作品もあれば、公募作品もあり、ひとつひとつのお話には、井上洋介さんや片山健さんや、スズキコージさん・・・といった名立たる方たちの挿絵が添えられていて、見応えもたっぷり。
おやすみ前に読むのはもちろん、移動時間や病院の待ち時間など、ちょっとした合間に子どもと読めるような、ちょうど良い長さも嬉しいところ。母の友は小ぶりな雑誌なので、持ち運びにもぴったりです。
その他、谷川俊太郎さんによるインタビューや、放射能の「可視化」に取り組む、写真家・加賀谷雅通さんの特集など。
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ちなみに・・・
30編もの短編童話は、どれもおもしろかったけれど、私は、むかいもと実穂さんの「石ころのおひっこし」(公募作品かな?)と、安江リエさんの「なこちゃんとカータロウ」が、特に好きでした。(カータロウの方は、「こどものとも」で一度絵本になっているみたい。)
それからスズキコージさんの「ギッコンじいちゃん」も、口ずさみたくなってしまうようなリズムで、すごく楽しかったです。
30編もの短編童話は、どれもおもしろかったけれど、私は、むかいもと実穂さんの「石ころのおひっこし」(公募作品かな?)と、安江リエさんの「なこちゃんとカータロウ」が、特に好きでした。(カータロウの方は、「こどものとも」で一度絵本になっているみたい。)
それからスズキコージさんの「ギッコンじいちゃん」も、口ずさみたくなってしまうようなリズムで、すごく楽しかったです。
“あっちのやまから おひさまが
ギッコン ギッコン あがってくるので
ギッコン オハヨー ギッコン オハヨー”
(スズキコージさん「ギッコンじいちゃん」より)