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たいせつなあなたへ あなたがうまれるまでのこと

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『たいせつなあなたへ あなたがうまれるまでのこと』 作 サンドラ・ポワロ=シェリフ 訳 おーなり由子 出版社 講談社 価格 ¥1,200+税

サンタおじさんのいねむり

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『サンタおじさんのいねむり』 作 ルイーズ・ファチオ 文 まえだみえこ 絵 かきもとこうぞう 出版社 偕成社 税込価格 ¥1000+税

チリとチリリ まちのおはなし

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『チリとチリリ まちのおはなし』 作 どいかや 出版社 アリス館 発行日 2005年11月10日 価格 ¥1,200+税 チリとチリリが自転車に乗って出掛けると、小さい糸屋さんがありました。そこでチリはつばきとポピーの糸を、チリリはマリーゴールドとすみれの糸を買いました。 そこからさらに自転車をこいで林を抜けると、織物屋さんがありました。お店のお姉さんに2人が糸を渡すと、早速織ってくれることになりました。 パッタポン パッタポン…… パッタポン パッタポン…… 心地よい機織りの音とともに出来上がったのは、すてきなマフラーでした。 ほんの少しお花のかおりがするマフラーを巻いて、そろそろ帰ろうかと思ったそのとき、ふたりは誰かに呼ばれたような気がしました。 声に導かれるように進んだ先にあったのは? * * * * * * * どいかやさんの描く世界は、本当にやわらかで、繊細で、とっても愛らしい。お花一輪にしても、小鳥一羽にしてもそう。だから、どれも大切にしたくて、隅々まで味わいたくなるような魅力があります。 お話には関係ないように見えて、絵をじっくり見ていると「あれ、このおばあさんどこかで見たような・・・」 なんてことも。 ぜひじっくりとお楽しみいただければ嬉しいです。 「チリとチリリ」 シリーズは、本作品のほかに 『チリとチリリ』 『チリとチリリ うみのおはなし』 『チリとチリリ はらっぱのおはなし』 『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』 『チリとチリリ ちかのおはなし』 の、6巻が出版されています。(※ 2013年11月13日現在)

ねーねーのしっぽ

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『ねーねーのしっぽ』 作 はやしますみ 出版社 イースト・プレス 発行日 2013年7月31日 価格 ¥1,300+税 ねーねーは、大きなおたまじゃくしの女の子。けれどなぜだか、妹たちがすっかり立派なかえるに成長しても、ねーねーはまだしっぽが生えたままでした。そこでとうとう、しっぽを切ることになりましたが、どうしてもしっぽは切りたくなくて、真夜中にみどりがいけを出て行きました。 「おたまじゃくし、いないかなあ。」 池の外の川をのぼり、自分のようなおたまじゃくしを探しながら、ねーねーはいろんな生きものに出会います。そうして最後に出会ったのは・・・? * * * * * * * まわりと違っていて、いじわるをされて・・・というお話はよくありますが、このねーねーのお父さんとお母さんは、他の子どもたちと姿の違うねーねーを、分け隔てなく大切に育てます。だからこそねーねーは、勇気を出して自分の居場所を探しに行けたのかもしれませんね。 はやしますみさんの描くねーねーは、愛嬌があってとってもかわいい。そして、最後のページの嬉しそうな顔といったら!こちらまでほっこりとあたたかくなるような素敵なお話です。 もし、自分のルーツに自信がなかったり、そのことによって不安に思うことがある子どもがいたら、ぜひこのねーねーと友だちになってほしい。 今のあなたがいいんだよ、そのままでいいんだよ、とねーねーは教えてくれます。

おふろでちゃぷちゃぷ

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『おふろでちゃぷちゃぷ』 文 松谷みよ子 絵 いわさきちひろ 出版社 童心社 発行日 1970年5月5日 価格 ¥700+税